ふもと企画的日常

森羅万象、世迷い事、日々思うことを書き連ねていきます。

誕生日

息子が20歳になった。

 

7月29日のその日は

あの時と同じ曇り空だった。

 

病院から朝、職場に連絡があり

まだ始業前だったので

そのまま、病院に駆けつけた。

 

保育器の中にいる

息子を初めて見た時、

まだ親になった実感は、湧いてこなかった。

 

退院する時

奥さんからはいと渡されて

君を初めて抱いた。

その頼りなさげな、身体の重みを

初めて両手に抱いた時、

親としての自覚と愛情が

湧いてきた。

 

 

それから20年。

色々なことがあった。

でも、君はいつも親としての喜びを

私と奥さんに、与え続けてきてくれた。

 

 

乾杯。

 

f:id:ymy0927:20170730063832j:image

 

 

 

私が一番待っていたのは

今日、この日だったのかもしれない。