ふもと企画的日常

森羅万象、世迷い事、日々思うことを書き連ねていきます。

お籠り

彼岸の中日、祝日。

暑さ寒さも彼岸までというが

今日の東京はミゾレ混じりの寒い日。

 

朝、雨が降り出す前にと、7キロ走る。

走り終わるころになると

ポツリポツリと降り出してきた。

義務を果たした感があり、

こういうのは気分がいい。

 

シャワーを浴び、朝食をとり

近くのカットハウスに髪を切りに行く。

この店に通って約2年。

店の人とも近所のアレコレを話すように

なってきた。

隣の席のおじさんは、東京言葉で話す。

以前は、ここが関西だと関西弁なのにな、

やっぱり東京なんだなここは、と

仕方のないことをいちいち考えていたが、

最近では、もう当たり前、

肌感覚で、ごく普通に馴染んできた。

丸4年。関西で過ごすことも

多いが、東京の暮らしにも

慣れてきたのだろう。

 

寒いし、あまり外出したくはないので

書店に行き、何となく読む気になった本を

2冊ほど買ってスーパーに買い物に。

 

f:id:ymy0927:20180321163531j:image

 

『久しぶりの海苔弁』

平松洋子さんは、最近のお気に入り。

素直で明るい、それでいてしっかりと

した描写と文章が気に入っている。

 

『仏教、本当の教え』

最近、昔買った立花隆さんの

臨死体験』を読み返し、大いに拙いが

人間存在とか、意識とか考えるように

なったから。

また、以前から密教伝来以前から

日本にあった雑密(山岳信仰修験道、呪い、加持祈祷、魑魅魍魎などなど)に興味があり

それらを理解する上でも、本来の釈迦が

説いた仏教がどのようなもので

インド、中国を経て日本に到来するに

あたってどのような変遷を経たのかが

知りたくなったのだ。

 

スーパーでは、寒いしポトフにしようと、その材料と赤ワインを買い揃えそそくさと

部屋に戻る。

パスタとビールの昼食のあと、

1時間ばかり昼寝。

その後買ってきた本来を読んだり、

ポトフを仕込んだりしていたら

はや、夕方。

 

晩秋や真冬だと、もう薄暗い時間帯だが

春のお彼岸。

窓の外はまだまだ明るい。