翌日は5時起き。
スタートが9時なので、結構ゆっくりしている。
美味しい朝食。
今回泊まったのは、丹後の熊野荘
お風呂も広くて、食事も美味しい。
宿の人も親切だった。
おススメです。
同宿3人のおじさんと宿の車で
会場に向かう。
会場は海の近く。
釣りをしていた時期が長かったので
こういう景色を見ていると
ここでは何が釣れるんだろうと
とても気になる。
この頃よりよく晴れてきて
暑くなりそうな予感が。
会場内に、あったエイドでスポーツ飲料を
飲み、暑さ対策に。
あと、100キロを走るランナーの
応援に。
そしていよいよスタート。
行ってきます
しばらくは海沿いを走る。
途中渋滞する場所も。
最初はキロ7分ペースで淡々と走るつもり
だった。
しかしこの暑さの中では、なかなか難しい
ことがわかった。
難所の七竜峠、登りはひたすら歩いて
下りは走る。
なかなかの景色。
エイドは4キロおきにあり
必ず被り水ができるようになっている。
こまめに水を被りながら
熱中症にだけは、ならないよう
気をつける。
実物の写真でなくて申し訳ないのだか
それぞれのエイドはかなりの充実ぶり。
おにぎり、うどん、バラ寿司、梨、
ブドウなど。
各エイドのサービスは高校生が担当していて、微笑ましい。
第一関門の弥栄庁舎に着いたのは
関門制限時間の10分前。
足はかなり売り切れ気味。
次の関門の丹後庁舎までは
制限時間こそは余裕があるが
ここで時間を稼がなきゃ、
制限時間内の、完走は危うい。
ここからは走っては歩き、また
走っては歩きの尺取り虫走法。
キロ8から、キロ9で何とか
つないでいく。
内陸の田園地帯に入り
景色も単調、
はるか向こうまで続くランナーの列。
今、思うと一番キツイ区間だったの
かもしれない。
暑いし、まだまだ距離あるし。
エイドの飲料だけでは足らずに
途中、自販機で冷たいドリンクを
買い足していく。
第2関門の丹後庁舎に到着。
50分の貯金ができた。
マッサージコーナーもあるが
時間節約のため、
涙を飲んでパス。
再度海沿いの道。
結構なアップダウン、しかし走る。
幸い曇り空に
さすがに真夏とは違う。
海風が吹いて心地良い。
歩きは最低限にして走る。
何とか、制限時間までにゴールしたい。
前回の富士五湖は自分にとってダメダメ
レースだった。
何とかそのリベンジを
残り1キロ。ガーミンは
電池切れ。
沿道の方々の応援が身に染みる。
その中のお一人に時間を聞いてみる。
5時55分。
この足でキロ5分は無理だ。
終わったか。
でも
走る。走る。走る。
残り500メートルの声
ほんとにありがたい。
そしてゴール!
自分から逃げずに頑張った。
それが何よりの収穫。
ネットタイムで何とか9時間切れ
時間内にゴールできた。
富士五湖のDNF
何とかこれで帳消しにできたかなあ。