新元号が、令和に決まった。
個人的には、語感、意味とも好きだ。
また、万葉集からの引用も好感が持てた。
もちろん万葉集の中に掲載されている
和歌自体、中国古典からの引用が多いのだが
これも外来の文化を柔軟に取り入れてきた
日本文化の特徴。いいのではないかと思う。
私も、昭和、平成、令和と三代の元号を
経ることになった。令和の次の元号をみるまでは、元気に生きたいと思う。
昨年の5月に走って以来、
久しぶりに六甲山に走りに行くことにした。
約一年ぶり。
昨年、トレイルを走ってすぐに体調を崩し
約一か月ほどまともに走れなかった。
これは非常にこたえた。
以来、軽いトラウマになり、トレイルから
足が遠のいていた。
ただ大トレも迫っきていて、この辺りで
トレイルを走っておかないと本場で大変な
ことになる。そう考えて重い腰を上げた。
いつもだが、トレイルに出かける
前は、かなり億劫な気持ちになるが
そういう時は、「トレランではなく、ハイキングに出かける」と考えるようにしている。
仕事でもストレスが溜まっていることだし、
自然の中でのびのびするのだ。
まずは宝塚駅からスタート。
東六甲縦走路の取り付きのきつい傾斜の
坂道を登る。塩尾寺までのこの舗装路の
劇坂が最初の難所。
心拍が上がるが、これからのトレイルの
序章。通過儀礼みたいなものだ。
何とか塩尾寺に辿りつき、給水。
さあこれからが、トレイル。
岩倉山を過ぎるころから、
傾斜もややマシになり、走れる箇所も
増えてくる。
やがて太平山到着。
携帯電話の電波塔。
この電波塔は遠くからでもよく見える。
関西にいる時に、特にトレイルから足が遠のいている時など、この電波塔を見かけると
もう一度あの場所まで走れるのかなあ
と心細く感じたものだが、いま、この場所に
立っている。やはり嬉しいものだ。
六甲山頂までは、この後しばらく
険しい道が続くが、やはり通り慣れた道。
ゼイゼイ言いながらも、気持ちには余裕がある。
車道に出てから、程なくして、一軒茶屋に
到着。かなり身体が冷えているので
キツネうどんを^_^
この時点で自分の体調を確認。
バテているようであれば
魚屋道を通って、有馬温泉に下ることも
考えたが、まだ大丈夫そうだ。
どうせなら、新神戸駅まで走ろう。
ただ、寒い。
長袖のシャツを一枚着込み
自販機で水を買い足したあと
六甲山頂に立ち寄る。
銘板がリニューアルされていた。
この後は下り基調。
車道を通ることも多く、淡々と走り、歩く。
やがてアゴニー坂。
きつい登りに喘ぎながら、登ると
掬星台。
神戸市内への眺望。
あいにく天気は曇り空。
かなり肌寒い。
休憩を済ませて、下山にかかる。
ゴールの新神戸駅まであと少し。
体力的にも余裕がある。
と、右手に黒谷尾根の道標が。
今まで通ったことのないルート、
体力も、まだ少し余裕が、ありそうなので、
入ってみた。
最初は人がいなくて、フカフカトレイルで
いい感じ。少しワクワクしながら走る。
しかしすぐに劇下り劇登りの連続。
途中切り立った道もあり
なかなかのスリル。
しかも反省すべきは、一軒茶屋の自販機で
買った水をザックに入れ忘れている。
まだ寒い時期だからいいものの
これが暑い時期だったら完全にアウトだ。
ようやく市ケ原に到着。
貯水池を過ぎ
しばらく下って
ようやく新神戸駅に到着。
駅の売店で、買ったビールで
完走の乾杯
久しぶりのトレイル。
思ったよりバテなかった。
大トレ、大丈夫かな?
今回のルート。