半蔵門のホテルに泊まった。
この間、起こった仕事のトラブルで
私としては珍しく、不眠症気味だった。
歯痒さ、やるせ無さ、情けなさ。
うまか棒をツマミにNHKニュースを観ながら
飲み干す。
酔うほどにヤサグレる。
備え付けのパジャマに着替えてシャワーも
浴びずにそのまま眠る。
夢を見た。
高校時代の友達がいっぱい待っていた。
「〇〇(私の名前)待ってたよ!」
いつもニコニコ笑っていたクラスメイトが
涙ながらに言ってくれた。
どういうシチュエーションか全く分からない
(夢は大体そういうものだが)
私も泣きながら「ただ今」と言った。
起きたら朝の6時だった。
久しぶりにゆっくり眠った。
夢の中で泣きながら癒される感覚は
まだ残っていた。
どうしようもない、マイナスの感情は
消えていた。
どうしてあんな夢を見たのだろう。