ふもと企画的日常

森羅万象、世迷い事、日々思うことを書き連ねていきます。

帰郷

昨年のゴールデンウィーク以来に

故郷に帰る。

 

今回帰るのは、久しぶりに

兄弟揃って、認知症で入院している

父親のこと、一人で家を守る母親の

ことを話しあうためだ。

 

私は3人兄弟の長男。

妹は故郷に。

弟は静岡で、暮らしている。

 

兄弟が揃うのは.約10年ぶり。

皆50代になった。

 

妹はバツイチ

弟は独身のまま。

 

話し合いは、何ということもなく、

終わった。

家のこと、お墓のこと。

すんなりと決まった。

遺産を期待しての骨肉の争いもなかった。

そもそも遺産がないのだから、

争いようもない。

 

夜は妹の長女、私からしたら

姪の旦那さんと子どもが遊びにきた。

まだ1ヶ月。人なつっこくて

理屈抜きに可愛い。

 

思えば、初めて奥さんを実家に連れてきた時

姪はまだ子と同じくらいだった。

時はあっというまに流れる。

 

気分良く酔っ払って、早々に寝てしまう。

 

翌日朝は、ウルトラプロジェクトの

3時間路上。

母親が飼っているトイプードルを

散歩に連れて行ったあと、走りに出かける。

 

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朝焼けの海岸。

 

 

朝食の後は、弟と一緒に父親の見舞い。

 

前に、来た時よりもだいぶ痩せている。

もう歩けないようで、車椅子に乗っている。

 

父は、すでに私のことも

弟のことも誰かは分からない。

父からすれば、見知らぬ人にが来て、

元気か?とかご飯は美味しいか?とか

どこも悪いところはないかと

聞いてくるので、鬱陶しいだけだろう。

 

「また、お盆に帰ってくるから」

と父に伝えると、わかっているのか

どうなのか、軽く頷く。

 

また、次に来た時も

ちゃんとここにいてほしいと思う。

少しでも長く。

 

帰ってからは、

妹が現在付き合っている男性と食事を兼ねた

顔合わせ。

 

なかなか良さそうな人で安心した。

 

昼過ぎに家を出て、帰途につく。

 

次に兄弟が皆揃うのは

いつのことになるのだろう。

 

一泊二日の短い帰郷だった。