夏に帰るのは、久しぶりの熊野。
今年はゴールデンウィークに
帰れなかったので。
関西からは奈良の吉野から169号線で
峠越え。グネグネ道を走って
熊野まで自宅から約5時間、途中休憩を
挟んで、約7時間の片道。
途中の「きなりの湯」にて
温泉と昼食。
私はざるそばと五穀米のおにぎり。
新宮市でお墓参りの後、評判のカキ氷店にて
古座川の天然氷に
この店オリジナルのシロップにして
かけたもの。
夜は母と久しぶりの夕食。
奥さんや息子がアレコレ手伝ってくれる。
感謝。
翌朝は、朝5時に起きて
ランニング。
日の出前は、海岸の堤防の上を
日が昇ったらすぐ裏の
林の中の林道を走る。
大体11キロの朝ラン。
朝ごはん後は、父と叔母のお見舞いに。
父は珍しく機嫌も良く、時折笑顔も見られた。
コミュニケーションは、無理だが。
そのあと、叔母のお見舞いに。
重い病に倒れ、医者からは
余命宣告もされている。
小さくなった叔母は、
私たちを笑顔で迎えてくれた。
まだ小さかった息子を連れていくと
いつもヤクルトやお菓子やお小遣いをくれた。
熊野名産のサンマ寿司をつくるのがとても
上手で、近所でも評判だった。
おそらく生きて会えるのは
これが最後だろう。
我慢したが、やはり涙が出てしまう。
昼食のお寿司を食べて、
母に挨拶をして、
花の窟神社にお参りして
また、自宅に向かって車を走らせる。
一泊二日の短い帰省だった。