スタート後、待っている間寒かったことも
あり、まずトイレ(小)に入る。
約2分くらいのロス。
別に記録を狙っているわけではないので
気にしない、気にしない。
晴れた通りに出ると今度は暑くなってきた。
手袋、アームカバーをはずす。
沿道の応援はすごい。
人の切れ目がない。
また、応援自体が派手で思わず
笑ってしまうようなコスチュームの
人がいる。
さすが大阪。
やはり笑いをとってなんぼだ。
中央大通りから御堂筋に抜けるときに
ブラックマヨネーズの小杉さん
御堂筋では、ジミー大西さん
ゲストランナーも多彩だなあ。
前回の30キロマラソンでは
早々16キロ付近で潰れたので
今回もそうなるのでは、と、警戒していたが
特にペースを落とすことなく走れている。
まあ、フルマラソンの5キロ付近から
20キロ付近までは1番ラクに楽しく
走れる。
沿道の人に笑顔を向けたり、手を振ったりして
楽しく走る。
天気も良く日向は暑いくらいだった。
今回のマラソンの自分なりのテーマは
楽しんで走る。
笑顔で、走る。
スマイル、スマイル。
笑顔のチカラだ。
今回の補給食は
スポーツ羊羹。
愛用していたハニーアクションが
新商品が出るにつれて、
味が自分好みでなくなった。
前々日の、パビリオンで
スポーツ羊羹の、カカオ味を試食して
その味が気に入ったため今回採用した。
自分にとって美味しくないと、疲れた
時に喉を通らないし、補給自体が
ストレスになる。
レースは進む。
京セラドーム付近を折り返し
いつものごとく25キロ付近から
ペースがだんだん落ちてきた。
笑顔もやや、引きつり気味になってくる。
30キロ付近を過ぎると
キロ6分台を維持するのも
辛くなってきた。
32キロ付近 のマイドエイド。
稲荷ずし、たこ焼き、コロッケ、などを
美味しくいただき
100メートルほど過ぎたところで
立ち止まってストレッチ。
フルマラソンの残りあと10キロとは思わず
これから10キロのマラソンが始まると
気持ちを切り替える。
普段走っている10キロのコースを
思い描き、あと10キロではないかと
自分を勇気づける。
沿道の応援は絶えることはない。
応援してくれている方は
近所のかたがたか
ランナーの、方々。
励ましの、ポイントを
よくご理解されている。
そんな方々からパワーを貰うべく
ハイタッチを繰り返し、
無理からに笑う笑う
スマイル、スマイル、
笑えよー
足が痛いのも
苦しいのも
自分が好き好んで走っているからだ。
このレースに外れた人
故障して走ることができなかった人
病気で出られなかった人
皆、大阪マラソンを走りたかったんだ。
今、この場で走れる喜びに感謝して。
だから笑顔で走れ〜
と、いう笑顔作戦も36キロ付近でチカラ尽き
南港大橋を走り歩きで、よじ登り
5時間のペーサーにも抜かれて
左足脹脛の攣りに悩まされながら
半ばびっこを引くような走りで
いや、走り歩きで。
あと少し、はよ終われーと
心の中で念じつつ、
でも、これがフルマラソンの苦しみ
一年ぶりにまた、味わっていると
どMな喜びに悶えつつ、
ゴール‼︎
どの口が言うかという感じたが
走り終わってみれば
短かく感じたマラソンだった。
これは沿道のみなさんの応援のおかげ。
見ていて本当に飽きなかった。
記録はネットで4時間50分
まあ、練習不足の割に
何とか5時間を切れて良かった。
最近は丹後ウルトラ60キロもそうだったが
ギリギリ記録が多いなあ。
何はともあれお約束のカット
これまた、お約束の
何故か、フランクフルトが
食べたくなった。
間違って、一回地面に落としてしまったのを
拾いあげて食べた。
砂で多少ジョリジョリした。
晩秋の日差しは頼りなく、
会場を出る頃には、夕方の気配。
楽しかった大阪マラソン。
また、来年も出たいものだ。
大会関係者の方々
ボランティアの方々
沿道の応援の方々。
ありがとう
ございました。