ふもと企画的日常

森羅万象、世迷い事、日々思うことを書き連ねていきます。

唐突ですが、入院中。

 

左肘にできた腫瘍の手術のため、一昨日から

入院している。以前、検査で入院したことは

あったが本格的な入院はこれが初めて。

前日は東京出張。

19時半まで仕事がかかり、

銀座で終了。

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その後21時の新幹線で、帰阪。

自宅に着いたのが24時半。

風呂に入り倒れ込むように寝る。

入院当日は朝5時起床。

片付けなければならない仕事を

片付ける。

その後、最終の入院準備をして

奥さんに病院まで車で送ってもらう。

 

 

(1日目)

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部屋は当然ながら相部屋。

周囲の声も丸聞こえ。

これは慣れないうちはかなり戸惑った。

隣の方の病名や血圧や持病など全て分かってしまう。「痛い、痛い」と呟く声も聞こえてくる。これはかなり気が滅入る。

 

 

先程までの私の日常とは全くの別世界だ。

 

 

初日は特に何もなく。

仕事のメールやチャットを見たり

久しぶりに集中的に読書をする。

2回ほど検温と血圧測定。

血圧も体温もいつもより高め。

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食事はまあ、普通に食べる。

すごく美味しいかと聞かれたら

返答に困るが、塩分とカロリー、

栄養バランスには配慮された食事だと思う。

以降、手術室担当の看護師さんや麻酔医さんからの説明を受け同意書に署名。

翌日の手術に備えて夜9時以降は絶食。

水分補給も0時まで。

起きていても仕方ないので寝るが

環境が変わったせいか中々寝付けない。

対面のベッドの人が問題で

夜中に勝手に点滴の針は抜くわ

訳のわからぬことを呟き続けるわ

大変。最終的には看護師さんに

別の部屋に移動させられる。

これでやっと眠ることができた。

(2日目)

この日は11時から手術の予定。

朝は6時くらいに起きるが特にやることもなく

ボーっと過ごす。

唯一飲むことを許された経口補水駅も9時まで。眠ることも出来ないし、始めての手術、しかも全身麻酔への不安はあるし、なんとも言えない時間。早くとっとと終わらせてほしい。

10時に手術着と専用のソックスに履き替える。そうこうしているうちに看護師さんが迎えに来てくれていよいよ手術室へ。ドラマだとストレッチャーに乗せられて、家族とかに見送られてとかのシーンだが、コロナで面会禁止、肘の腫瘍以外いたって健康のため、歩いて手術室へ向かう。「緊張してますよね?」と看護師さんに聞かれる。はい、かなり緊張してます。

手術室に到着すると麻酔医の方と看護師さんが出迎えてくれる。主任麻酔医の方はしっかりとした女性の方で、この方なら安心してお任せ出来ると少し安心する。麻酔薬を入れていく点滴の針、心電図、血圧計、パルスオキシメーターを装着。酸素マスクを口に当てる。麻酔薬が入り始め目の前の風景が揺れ出した、、、

 

 

 

 

 

 

と、思ったら、次には目が覚めた。話には聞いていたが本当にあっという間。手術は終了していた。

腕には包帯。

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点滴。

酸素マスクはつけたまま。

そのままストレッチャーに乗せられて

病室に戻る。

時刻は14時。あっという間に3時間は

経過している。

17時には点滴が外れ、水分補給開始 

水がこれほど美味しいものかと思う。

その後担当の先生が来て、退院が1日延びるとのこと。完全に止血するためとのこと。

まあ、この包帯の状態では致し方ない。 

血圧は正常だったが、体温はやや高い。

これは手術後はよくあることらしい。

18時には食事。この日の夕食は出ないので

看護師さんからのアドバイスにより売店

事前購入しておいたパンを食べる。

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丸一日絶食していたから特に美味しい。

この日は消灯と同時に就寝。

ただし寝付きはあまり良くなかった。