ふもと企画的日常

森羅万象、世迷い事、日々思うことを書き連ねていきます。

白浜 見草漁港地磯 釣行記「幻の巨大魚」byふもと企画

一ヶ月ぶりの釣りだが、またもや強風低温予想。

冬だから仕方ないのだが、日頃の行ないが悪いせいだろうか。

 

場所は和歌山県白浜 見草漁港横の地磯。

通称「ブリマ」というらしい。

背後に山があり、北西風に強いという解説があり

アプローチも比較的楽ということなので、以前から興味があった。

 

狙うはシーズン終盤となった、寒グレ。

脂乗った刺身と白子を食べたいのだ。

 

自宅を夜8時30分に出て、途中コンビニ、餌店(釣太郎白浜店)で予約しておいた

沖アミ  生 6kg  とまとめ用の集魚剤他を購入。 約3000円

釣り場の駐車スペースに到着したのは、午前1時。

自宅から123キロ、高速料金 往復で6000円 ガソリン代 約2500円

 

いやあ、釣りはこうして見るとけっこうお金かかるわあ。

 

しばし車で仮眠をとり4時過ぎに釣場に向かう。

アプローチは楽だろうと思っていたが、距離は短いが結構な

岩場のアップダウンがあり、6キロの沖アミを抱えている身としては

中々大変だった。

 

で、久しぶりのフカセ釣り開始。

磯竿1.5号 リール2500番 

道糸3号 ハリスフロロ2号

針はグレ針の8号

3Bの電気円錐ウキで、タナをひとまず3ヒロにとった。

 

・・・・・・。

 

ネンブツダイとフグが釣れたきり明るくなってきた。

 

期待の朝まずめもスルー。

明るくなってから海を確認すると

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結構スケスケに澄んでいる。

餌を撒いてもオヤビッチャやフグが弱々しく餌を拾う程度。

 

これはきつい。

 

ならばと、こういうこともあろうかと

用意していたカゴ釣り仕掛けに変更。

磯竿3号 道糸4号 ハリス2号 

4号負荷のウキにナイロンカゴをつけた

ライトカゴ釣り仕掛けだ。

 

仕掛けは追い風に乗って50メートルほど飛ぶ。

 

3投目でウキか沈んだ。

合わせると結構な重量感でいい引き。

だが、針のチモトから飛ばされた。

 

魚、おるやん!

 

さらに30分後、1ヒロほどウキ下を深く取ったが

ウキが海面で寝たまま。

これは海底にカゴが引っかかっていると思い

仕掛けを回収しようとすると、竿が思いきり引っ張られる

 

うわあ!

 

これはでかい!

何がかかった?

 

釣りはこの瞬間が最高だ。

日常の些事も仕事も忘れ

釣り場までの長い道のりや結構な経費も忘れ

全てこの瞬間に心を燃やし尽くすのだ

 

3号の磯竿がけっこう曲がっている。

魚が走り出すたびに、のされそうになるのを

懸命に堪える。

 

そうこうするうちに魚が寄ってきた。

背が青い、この時期に青物か?

これは嬉しい誤算だ

でも頭がやけに丸いなあ

 

えっ?頭が丸い・・・・・・

背が青い

ちらりと海面に姿を見せたのは

 

目測60センチオーバーの

 

ボラ

 

 

最後の最後に足元のオーバーハングした岩にハリスを擦られ

あえなくバラシ

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・。

 

その後は強風が吹き荒れ、何のアタリももらえず。

 

13時納竿。

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釣れなかったけど、ロケーションは最高だった。

 

やはり低水温期の2月3月は、南紀といえど厳しい。

 

3月は海釣りはお休みして、管理釣場でマス釣りでもしようかなあ。