ふもと企画的日常

森羅万象、世迷い事、日々思うことを書き連ねていきます。

陽射しに誘われて

だいぶ暖かくなってきた。

せっかくの休日、家にいるのは

もったいない。

奥さんに以前から連れていくと約束していた

大阪市内の洋食店に出かけることにした。

10時頃に自宅を出てお店に着いたのが

開店直後の11時半。すでに待っている

人がいる。

お店は谷町4丁目にある

洋食屋 ふじ家 (Fujiya) - 谷町四丁目/洋食 | 食べログ

 

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センスのある外観

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美味しそうなメニューが並ぶ

 

このお店は近くに仕事で来た時に偶然見つけた。清潔感あふれる店内、大阪らしい柔らかな接客、しっかりと仕事がされている美味しい料理、一回でファンになってしまった。

それから通うこと数回。コロナ禍になってからは行けてなく約3年ぶりの訪問。

 

いつもは日替わりランチだが

今回は以前から食べたいと思っていた

ハンバーグを。

奥さんは帆立とエビのクリームコロッケを注文。待つことしばし

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添えられた目玉焼が嬉しい。

しっかりと煮込まれたデミグラスソース

みっちり詰まったハンバーグのお肉

食べるほどに旨みが感じられる。

このお店は一緒についてくる赤だしも最高。

しっかりと出汁がとられていて本当に美味しい

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こちらは奥さんが頼んだ帆立とエビのクリームコロッケ。少しもらったがカレー味のクリームと中の帆立の食感が絶妙のコラボ。

いやあすっかり堪能しました。

今回はカウンターに座り調理場も良く見えたが

隅々まで磨きあげられ清々しい。

接客もしっかりされていて、忙しいお店のはずなのに穏やかな時間が流れている。

いつまでも残っていてほしいお店だ。

 

お店を出てしばらく歩くと

こちらも久しぶりのぜい六。

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奥さんの強い希望により二つ購入

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ここのアイスクリームは最中生地に入っていて

中のアイスは乳脂肪が少なめのあっさりとしたどちらかというとシャーベットに近い。

久しぶりの味。美味しくいただく。

 

その後天満方面に向けてぶらり歩く。

私が個人的に「レトロ建築ロード」と呼んでいる道を歩く。

まずは芝川ビル

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マヤ文明を想起するかのような趣のあるレリーフ

竣工昭和2年のビル。

戦災からも生き残り今も現役で使われている。

チョコレートショップ BARなどがテナントに。使われているということは現代の厳しい耐震基準も満たしているまたは耐震補強工事がされているのだろう。

 

旧大阪教育生命保険ビル

1908年(明治41年)竣工。

115年の歳月を経てきた建物だ。

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赤レンガが目に美しい

名建築家 辰野金吾氏設計

いわゆる「辰野式」と言われる建築様式。

この建築様式は東京駅にも引き継がれているそうだ。隣は教会。この一角のみ時が止まっている。

 

早春の暖かい陽射しを浴びながら

そのまま天満橋まで歩く。

さらに天神橋筋商店街を抜け

JR天満から大阪駅まで戻る。

 

大阪駅下のルクア

こちらを購入。

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お馴染みの「ゆかり」を製造販売している

三島食品のシリーズ。広島の会社ということを初めて知った。「ひろし」は広島菜、「かつお」は枕崎産の鰹節を使用している。

明日以降のご飯が楽しみだ。

 

早春の穏やかな1日。足は疲れたが楽しめた。